How to fish
釣り方
ジギングの基本の釣り方
ジギングは、メタルジグを操作して魚を誘うルアーフィッシングです。船からのバーチカルジギングでは、船長から指示された水深や狙うレンジまでジグを沈め、ジャークやリール操作、フォールなどを組み合わせながら魚の反応を探ります。
ジグの動かし方は、魚種や水深、潮流、使用するジグなどによって変わります。
まずは基本の動作を覚えたうえで、その日の状況に合わせてアクションを変えることが大切です。
①ジグを落とす
まずは船長から指示された水深や、狙うレンジまでジグを沈めます。
海底付近から探る場合は、ジグを着底させてから誘い始めます。着底を確認したらそのまま放置せず、根掛かりなどに注意しながらアクションへ移行しましょう。船長から狙うレンジを指示されている場合は、そのレンジを優先します。
フォール中に魚が反応することもあるため、ラインの動きやジグの沈み方に変化がないか注意します。フォール中にラインが止まったり、急に走ったりするなど、通常とは異なる変化があった場合は、魚がジグに食い付いている可能性があります。
②巻きながら誘う
ジギングでは、リールを巻きながらロッドを操作し、ジグにさまざまな動きを与えます。
ジャークの幅やスピード、リズムなどを変えることで、ジグの動きや移動速度を変化させられます。まずは基本的な動きを試し、魚の反応がなければアクションや巻き速度を変えてみましょう。
ジャークで誘い上げたあとにフォールを入れるなど、上方向の動きとフォールを組み合わせて探る方法もあります。
③アタリを取る
ジギングのアタリは、強く引き込まれるような感触だけではありません。ジグが急に軽く感じたり、フォール中のラインの動きが変わったりすることもあります。
フォール中にラインが止まる、急に走るなどの変化があった場合も、魚が食い付いている可能性があります。
代表的なアクション
ジギングでは、魚の反応や状況に合わせてジグの動かし方を変えます。
代表的なアクションとして、ワンピッチジャークやただ巻き、フォールを組み合わせた誘いなどがあります。
ワンピッチジャークとは
ワンピッチジャークは、ロッドでジグをしゃくる動作とリールのハンドル操作を組み合わせ、一定のリズムでジグを動かす基本的なアクションです。
代表的な「ワンピッチワンジャーク」では、1回のジャークに対してリールのハンドルを1回転させる動作を基本とします。オフショアジギングでも使われる基本的なアクションのひとつで、ジャークの幅やスピード、リズムなどを状況に応じて調整します。
初心者は、まず無理のないスピードで一定のリズムを作ることから始めるとよいでしょう。魚の反応がなければ、ジャークの幅やスピード、リズムなどを変えてみます。
ただ巻きでも釣れる?
ジギング初心者は、最初から複雑なアクションをすべて覚える必要はありません。
まずは基本的なワンピッチジャークを練習しながら、ただ巻きなども組み合わせて、ジグの動きと魚の反応を確認していくとよいでしょう。
ただ巻きが有効な状況もあるため、ジャークだけにこだわらず、状況に応じて使い分けることができます。
スロージギングの基本
スロー系のジギングでは、フォールやスライドなど、ジグの形状・設計を生かしたアクションで魚を誘います。
ジグによっては、水平に近い姿勢でフォールするものや、スパイラル、スライドなど異なる動きをするものがあります。そのため、スロー系ジギングでは、使用するジグがどのようなフォールやアクションをするのかを理解しておくことが重要です。
初心者におすすめの釣り方
ジギング初心者は、最初から複雑なアクションをすべて覚えるのではなく、まず基本的な動作を身につけるとよいでしょう。
まずは基本的なワンピッチジャークを練習しながら、ただ巻きやフォールなども組み合わせ、
ジグの動きと魚の反応を確認していきます。
まずは基本のワンピッチジャークから
まずは一定のリズムでジャークとリール操作を繰り返し、ジグをリズムよく動かす感覚を身につけましょう。
魚の反応がなければ、ジャークの幅やスピードを変えたり、ただ巻きやフォールを組み合わせたりします。
大切なのは、ひとつの動かし方だけに固定せず、その日の魚の反応を見ながらアクションを調整することです。
また、船長から指示された水深やレンジがある場合は、まずその範囲を重点的に探るようにしましょう。
疲れにくいコツ
無理に大きくロッドを振り続けるのではなく、使用するジグやタックルに合った操作を、無理のない姿勢で続けることが大切です。
ロッドやリールには、ジギングでのジャークやファイトをしやすいよう設計された製品があります。タックルの特性を活かし、余分な力を入れすぎないことで、長時間のジャークによる負担を抑えやすくなります。
また、同じアクションを無理に続けるのではなく、ただ巻きやフォールなどを組み合わせながら、自分に合ったペースで釣りを続けることも大切です。
アタリの取り方と合わせ方
ジギングでは、魚がジグに食い付いたときの変化を感じ取り、適切にフッキングすることが重要です。
アタリはジャーク中だけでなく、フォール中にも出ることがあります。
アタリを見逃さない
ジギングのアタリは、強く引き込まれるような感触だけではありません。
ジグが急に軽く感じたり、フォール中にラインが止まったり、ラインが通常とは異なる動きをしたりすることがあります。
フォール中もラインの変化を意識し、違和感があれば魚が食い付いている可能性を考えて対応しましょう。
フッキングのコツ
アタリを感じたら、ラインテンションを保ちながらアワセを入れ、フッキングにつなげます。
ラインがたるむと魚を掛けにくくなる可能性があるため、アタリを感じた後はラインテンションを保つことを意識しましょう。
ただし、具体的なフッキングの方法や強さは、魚種や使用するフック、タックルなどによって異なります。使用するタックルや対象魚に合った方法で対応し、乗船している船の指示がある場合はそれに従いましょう。
ヒット後のやり取り
(ファイト)
ヒット後のファイトは、魚を安全にランディングするための重要な工程です。
アワセが決まっても、魚の動きに対応できなければバラシやラインブレイクにつながる可能性があります。
焦らず、魚の動きを確認しながらやり取りしましょう。
ドラグ調整の重要性
ドラグとは、魚が強く引いたときにリールからラインを送り出し、ラインやタックルにかかる負荷を調整する機構です。
適切なドラグ設定によって、魚が走った際にラインへかかる負荷を調整しながらファイトできます。
特に青物など、強い引きや走りを見せる魚を狙う場合は、ドラグを適切に使うことが重要です。
ドラグ設定は、使用するラインやタックル、対象魚、釣り場の状況などを考慮して決めましょう。初心者の場合は、使用するリールやラインのメーカーが示す情報を確認したり、船長や経験者に相談したりするのも方法です。
バラさないコツ
ヒット後は焦って無理に巻き続けるのではなく、魚の動きを見ながらやり取りします。
魚が走るときは、ドラグを活用しながら無理に止めようとせず、魚の動きが弱まったらラインを巻き取ります。
ラインテンションを保ち、ロッドのしなりとドラグを活かしながらやり取りすることで、バラシのリスクを抑えやすくなります。
釣れない時の原因と対策
ジギングで釣果が出ないときは、魚の活性だけでなく、
狙っているレンジやアクション、ジグの動きなど、さまざまな要因を見直すことができます。
原因を一つずつ確認しながら、釣り方を調整してみましょう。
タナが合っていない
魚が反応するレンジは、魚種やその日の活性、ベイトの状況などによって変化することがあります。
狙っている魚がいるレンジとジグの位置が合っていないと、魚からの反応を得にくくなる可能性があります。
ジギングでは「底から何m探っているか」「どのレンジを探っているか」を意識することが重要です。船長から指示されたタナがある場合は、まずそのレンジを重点的に探りましょう。
アクションを変えてみる
同じリズムやスピードを繰り返しても反応がない場合は、アクションを変えてみましょう。
巻き速度を変えたり、ジャークの幅やテンポを変えたり、フォールを組み合わせたりすることで、ジグの動きや移動速度を変化させられます。
魚の反応を見ながら、その日の状況に合ったアクションを探すことが大切です。
時間帯や潮の変化
時間帯や潮の動きによって、魚の反応が変化することがあります。
ただし、魚種や釣り場、季節などによって条件は異なるため、「この時間なら必ず釣れる」「潮止まりなら釣れない」と決めつけることはできません。
反応がないときは、レンジやアクション、ジグの重さや形状などを見直しながら、その日の魚の反応を探してみましょう。