釣りのあるライフスタイル「TSURISM(ツリズム)」

サーチのボタン

ColumnTSURismコラム|
釣り・食べる・楽しむライフスタイル情報

【初心者OK】アジの簡単レシピ3選!南蛮漬け・塩焼き・フライで魚料理をもっと身近に

食べる

2026.8.24 | レシピ

【初心者OK】アジの簡単レシピ3選!南蛮漬け・塩焼き・フライで魚料理をもっと身近に

「アジを釣ったけど、どうやって捌いて調理すればいいんだろう?」「魚料理は苦手だけど、家族に美味しいアジ料理を食べさせてあげたい……」そんな方におすすめなのが、アジの定番料理です。アジは塩焼きやフライ、南蛮漬けなど、さまざまな料理に使いやすい魚。釣ったアジはもちろん、スーパーで手に入れたアジでも楽しめます。
この記事では、料理初心者でも作りやすい「アジの南蛮漬け」「アジの塩焼き」「アジフライ」の3つのレシピをご紹介します。下処理の基本もあわせて、アジ料理をもっと身近に楽しみましょう。

アジの下処理をマスターしよう!

アジを美味しく調理するためには、下処理が大切です。基本的には、ウロコやゼイゴ、エラ、内臓などを取り除き、水分をしっかり拭き取ります。

スーパーでは三枚おろしや開きにしたアジが販売されていることも多いため、下処理に慣れていない場合は、こうした商品を利用するのもおすすめです。

ウロコ・ゼイゴの取り方

まず、アジのウロコとゼイゴを取り除きます。

ウロコはウロコ取りを使うか、包丁の刃を寝かせるようにして尾から頭の方向へ軽くこすって取り除きます。ウロコは飛び散りやすいため、シンクの中などで作業すると片付けやすくなります。

アジの側面にある硬い部分が「ゼイゴ」です。包丁をゼイゴの下に入れ、尾側から頭側へ削ぐように取り除きます。

頭と内臓の取り方

次に、エラと内臓を取り除きます。

アジのエラを取り除き、腹側に切り込みを入れて内臓を取り出します。内臓を取り除いたら、腹の中に残った血や汚れを流水で手早く洗い流します。

このとき、洗った水が周囲に飛び散らないよう注意しましょう。洗った後は、キッチンペーパーなどで水分を拭き取ります。

釣った魚はできるだけ早く内臓を取り除き、低温で衛生的に扱うことが大切です。

骨抜きと水分の拭き取り

アジを三枚におろした後は、残っている小骨を確認します。

血合い骨などは、毛抜きや骨抜き用のピンセットを使って取り除きましょう。身に骨が残っていると食べにくいため、特にお子さんが食べる場合は丁寧に確認します。

最後に、キッチンペーパーで身の表面や腹の中の水分をしっかり拭き取ります。

水分が残っていると衣を付けにくくなったり、揚げ物では油がはねたりするため、調理前にしっかり水気を取っておきましょう。

 

1. アジの南蛮漬け:甘酸っぱいタレでご飯が進む!

アジの南蛮漬けは、揚げたアジを甘酸っぱいタレに漬け込む定番料理です。玉ねぎやにんじん、ピーマンなどの野菜も一緒に食べられるのが魅力。

アジに片栗粉をまぶして揚げ焼きにすれば、家庭でも手軽に作れます。南蛮酢はポン酢を使って簡単に仕上げることもできます。

材料

  • アジ(三枚おろし、または開きのもの):2〜3尾分
  • 玉ねぎ:1/4個
  • にんじん:1/4本
  • ピーマン:1個
  • 片栗粉:大さじ3
  • 揚げ油:適量

【南蛮酢の材料】

  • ポン酢:100ml
  • 水:50ml
  • 砂糖:大さじ1
  • 鷹の爪(輪切り):少々(お好みで)

作り方

  1. 野菜を切る: 玉ねぎは薄切り、にんじんとピーマンは細切りにします。
  2. 南蛮酢を作る: ボウルにポン酢、水、砂糖、鷹の爪を入れ、砂糖が溶けるまでよく混ぜます。
  3. アジを揚げる: アジはキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取り、全体に片栗粉を薄くまぶします。フライパンに深さ1cm程度の油を入れて熱し、アジを両面がきつね色になるまで揚げ焼きにします。
  4. 漬け込む: 揚げたアジと切った野菜を、温かいうちに南蛮酢に漬け込みます。
  5. 味をなじませる: 冷蔵庫で30分ほど置き、好みの味になじませたら完成です。

美味しく作るコツ

アジは水分をしっかり拭き取ってから片栗粉をまぶすと、衣を付けやすくなります。

揚げたアジが温かいうちに南蛮酢に漬けると、タレがなじみやすくなります。

30分ほど置くのを目安に、好みに応じて漬け込み時間を調整してください。

野菜は玉ねぎ、にんじん、ピーマン以外にも、パプリカなどを加えてアレンジできます。

 

2. アジの塩焼き:アジ本来の味わいをシンプルに楽しむ

アジの塩焼きは、シンプルな味付けでアジの風味を楽しめる定番料理です。

材料

  • アジ:2尾
  • 塩:適量
  • 大根おろし、すだち、レモンなど:お好みで

作り方

  1. 下処理: アジはウロコ、ゼイゴ、エラ、内臓を取り除き、腹の中を洗って水分をしっかり拭き取ります。身が厚い部分には、火が通りやすいよう斜めに浅く切り込みを入れます。
  2. 塩を振る: アジの両面に塩をまんべんなく振ります。尾やヒレには、きれいに仕上げるため、少し多めに塩をつけてもよいでしょう。
  3. 焼く:
    • 魚焼きグリルの場合: グリルを予熱し、機種の説明書を確認して適切な火加減で焼きます。片面焼きグリルの場合は途中で裏返し、両面に焼き色がついて中心まで火が通るように焼きます。両面焼きグリルの場合も、機種の説明書に従ってください。
    • フライパンの場合: フライパンにクッキングシートなどを敷き、アジを並べて焼きます。片面に焼き色がついたら裏返し、弱火にして中まで火を通します。

美味しく作るコツ

塩は全体にまんべんなく振り、好みに応じて量を調整しましょう。

尾やヒレに塩を厚めにつける「化粧塩」は、魚をきれいに仕上げるための方法です。ヒレや尾が焦げにくくなる効果もあります。

焼き時間はアジの大きさや厚み、グリルの機種によって変わります。時間だけを目安にせず、中心まで十分に火が通ったことを確認してください。

 

3. アジフライ:サクサク衣の定番!

アジフライは、サクサクの衣とふっくらした身を楽しめる定番メニューです。

材料

  • 三枚おろしにしたアジ:2尾分(4枚)
  • 塩、こしょう:少々
  • 薄力粉:大さじ3
  • 溶き卵:1個分
  • パン粉:適量
  • 揚げ油:適量
  • レモン、タルタルソースなど:お好みで

作り方

  1. アジの下準備: 三枚おろしにしたアジの水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取り、両面に軽く塩こしょうを振ります。
  2. 衣付け: 薄力粉、溶き卵、パン粉をそれぞれ用意します。アジに薄力粉を薄くまぶし、余分な粉をはたき落とします。次に溶き卵にくぐらせ、最後にパン粉を全体につけます。
  3. 揚げる: 揚げ油を170〜180℃程度に熱します。衣をつけたアジを入れ、途中で裏返しながら、両面がきつね色になり、中心まで十分に火が通るように揚げます。魚の厚みなどによって加熱時間を調整してください。
  4. 油を切る: 揚がったアジは網などにのせて油を切ります。
  5. 盛り付け: お皿に盛り付け、お好みでレモンやタルタルソースを添えます。

美味しく作るコツ

衣を付けるときは、パン粉を全体にしっかり付けると衣が剥がれにくくなります。

油の温度は170〜180℃程度を目安にし、魚の厚みに合わせて加熱時間を調整しましょう。

揚げ焼きにする場合は、少なめの油を使い、両面を返しながら中心まで十分に火を通してください。

 

アジ料理をもっと楽しむために

アジの栄養

アジはたんぱく質を含む魚で、DHAやEPAなどのn-3系多価不飽和脂肪酸も含まれています。

文部科学省の食品成分データベースによると、マアジ・皮つき・生100gあたりのたんぱく質は19.7g、カルシウムは66mgです。

同じ食品成分データベースでは、マアジ・皮つき・生100gあたりのEPAは300mg、DHAは570mgとされています。

※栄養成分の値は「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」に基づくもので、魚の大きさや個体差、調理方法などによって実際の摂取量は変わります。

子供も食べやすいアレンジアイデア

アジ料理は、少し工夫することで食べやすくできます。

  • 骨を取り除く: 調理前に小骨を丁寧に取り除くと、食べやすくなります。特にお子さんが食べる場合は、盛り付け後にも骨が残っていないか確認しましょう。
  • 味付けを調整する: 南蛮漬けは酸味や甘みを好みに合わせて調整できます。
  • チーズやカレー風味を活用: アジフライの衣に粉チーズを加えたり、カレー粉を使ったりすると、風味を変えて楽しめます。
  • 混ぜご飯にする: 塩焼きにしたアジの身をほぐし、骨を丁寧に取り除いてご飯に混ぜるのもおすすめです。

 

アジを安全に食べるために

釣ったアジを調理する場合は、鮮度管理と衛生面にも注意しましょう。

アジにはアニサキスが寄生することがあります。厚生労働省は、目視で確認してアニサキス幼虫を除去することに加え、十分な加熱または適切な冷凍を予防方法として示しています。

釣った魚や丸ごとの魚を調理する場合は、できるだけ早く内臓を取り除き、調理時にはアニサキス幼虫がいないか目視で確認しましょう。魚の内臓は生で食べないようにしてください。

アニサキス対策では、厚生労働省が70℃以上、または60℃で1分間の加熱を示しています。また、−20℃で24時間以上の冷凍も有効とされています。

一方、家庭で加熱調理する食品の食中毒予防について、厚生労働省は中心部75℃で1分間以上を目安としています。

酢、塩、しょうゆ、わさびなどではアニサキス幼虫は死滅しません。南蛮漬けにする場合も、アジはしっかり加熱してから南蛮酢に漬け込みましょう。

また、生魚を扱った包丁やまな板などは、使用後にしっかり洗浄してください。生魚を洗うときも、水が周囲に飛び散らないよう注意しましょう。

 

まとめ

今回は、アジを美味しく楽しむための基本の下処理から、南蛮漬け、塩焼き、アジフライの3つの定番レシピをご紹介しました。

アジはさまざまな料理に使いやすく、釣った魚を家庭で楽しみたいときにもおすすめです。

「魚を捌くのは難しそう」と感じている方は、まずは下処理済みのアジから挑戦するのもよいでしょう。

釣ったアジを調理するときは、骨や水分を丁寧に処理し、アニサキス対策や食中毒予防のため、加熱調理では中心まで十分に火を通すことが大切です。

ぜひ南蛮漬け、塩焼き、アジフライなど、好みの料理でアジを楽しんでみてください。